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壁用金具
壁の種類を
ご確認ください
当社に寄せられるご質問の中で一番多いのが、絵や額縁を壁に取り付ける方法に関してのご質問です。
絵や額の落下の原因はいろいろ有りますが、その中のひとつが取付金具が原因の落下事故です。
額縁の取付には、額縁専用取付金具を使いましょう。
壁に取付けた金具は、額縁の陰になり見えませんが、壁の目線の高さに釘穴が開いてしまいますので、穴を開けてよい壁かをご確認ください。
適切な金具を選択するには、額縁の重量と壁の材質により選択します。
額縁の重量は、体重計に載せれば、判断できます。
額縁を損傷しないように、タオル等を敷き倒れないように手を添えてください。
壁の構造や材質を調べるのに最も良い方法は、実際に家を建てた施工業者、工務店に聞くのが一番です。
一般的には、コンクリート壁、石壁、ALC壁、石膏ボード壁、木壁に分類されます。
【一般的な壁の種類】
■コンクリート壁、石壁
- この壁は、素人が取付をするのは無理と考えた方が良いです。
コンクリート壁用、石壁用の金具は販売されていますが、専門工具や技術が必要です。
※ 新築時などは大工さんがサービスで取付してくれますが、額縁店と相談の上、購入した金具を大工さんに渡して取付けてもらうのがベストと考えます。
■ALC壁
- この壁は、コンクリート壁と勘違いすることが有るかもしれませんが、コンクリート壁と違い、素人の方でも簡単に取り付けすることができます。
●ALCとはAutoclavedLightweightConcrete の略で高温高圧による蒸し焼き（オートクレーブ養生処理）により、出来あがった『軽量気泡コンクリート』です。コンクリートとの比較で、価格の安さ、軽さ、保温性等に優れているとの理由で、使用されることが多い素材です。
■石膏ボード壁、木壁
- 画鋲が刺されば、ボード壁か木壁です。
この壁も、素人の方でも簡単に取り付けすることができます。
●石膏ボードとは（プラスターボードとも言う） は、石膏を心材として両面をボード用原紙で被覆し、板状に成形したものでたもので（内壁や天井の）主に下地材として主に使用されています。
【よくあるQ＆A】
ボード自体で額縁の重量を支えることができるように設計されてます。
ボードアンカーを使用すると、ボードに大きな穴を開ける必要がありますが、額縁専用金具は、より簡単に、小さな穴で、25キロ程度の重量の額をボード自体で支えることができるように設計されてます。
◎さらに詳しい【壁面構造と用語解説】はこちらをご覧ください。
額縁屋のこだわり／壁面構造と用語解説
（ショールームの展示風景）